アイガモ農法
アイガモ農法
アイガモを水田に放し
農薬や化学肥料、除草剤を
一切使用せず、無農薬で
安全なお米を栽培する
- アイガモ農法には稲穂の成長を促進する効果があるといわれています。
- アイガモが水田の雑草や害虫をエサとして食べるので除草剤、殺虫剤が不要です。
- 水田を泳ぐことで泥水を掻き回し水田内の酸素を供給して稲が丈夫になります。
- アイガモの排泄物はそのまま有機肥料となります。
平成22年5月 アイガモ出発式の模様
平成22年5月、田植えも無事に終了し、ちょっと一息・・・・する間もなく、待ちに待ったアイガモ達の田んぼデビューの日がやって参りました。
地元の幼稚園、保育園、保育所にご協力いただき、さわやかな五月晴れの下、園児約400人によるアイガモの放鳥が行われました。
担当者から手渡されたアイガモを園児達が1羽ずつ、ソーっと田んぼに放すと、アイガモたちは植えられたばかりの苗を掻き分け、元気に泳いでいきました。
「がんばってねー」と園児達がうれしそうに声援を送っていました。
ご協力頂いた園児のみなさん、先生、保護者の方々 大変ありがとうございました。
2010/05/16
平成22年8月23日
そんなアイガモ達の活躍のおかげなのか、今年のお米は昨年より立派に育っています。
どの稲も茎が太くガッチリしており、分結(株別れ)が多く見られ、稲穂の1粒1粒が大きく育っています。
収穫してお米になったらどんなに美味しいだろう・・・・・と生産者ながら、今から食べるのを楽しみにしています。
平成22年9月12日
9月も中ごろになると朝晩めっきり涼しくなってまいりました。
各地では毎日残暑のニュースが流れていますが、岩手では秋の気配を感じるようになりました。
稲穂も次第に黄金色に変わり、気分も収穫ムードに包まれております。
今年は真夏日、猛暑日と連日気温の高い日が続きましたので稲の発育も良く、収穫も昨年より早まるかと思います。
新米を心待ちにされている皆様には何よりのお便りかと思います。
平成22年9月24日
[収穫]
収穫の時期がやってまいりました。
今年もすくすくと育ってくれた稲に感謝しながら、大事に大事に収穫しました。
ほんにょにかけるため、今年の収量はまだわかりませんが、どれくらいになるか今から楽しみです。
[ほんにょ]
収穫した稲は太陽に乾かしてもらうため、ほんにょに掛けました。
ほんにょに掛け太陽の力で乾かすことは機械での乾燥とは違い、収穫後すぐにはお米が手に入りません。
しかし、太陽の力を借りて時間をかけて乾燥することでお米にうまみを閉じ込めることができるため、ほんにょに掛けることは大事な工程です。
早く今年のお米が見たいという焦る気持ちを抑えて、充分に乾燥するまで、このままの状態で1か月近く待ちます。